21世紀は環境の世紀と言われています。 建築のデザインやものづくりは、100年後や200年後の環境に対して何ができるでしょうか。 100年後に遺る建物を考える時、100年前の建物や周辺環境の存在の大きさを知ります。 人々の記憶に残り、大切に受け継がれてきた伝統や習慣、暮らしや器としての建築、自然との共存。 建築家のひとりとして、世界に誇れる日本の建築と環境づくりに貢献することを目標に活動を続けています。 「四季の暮らし」を「長く受け継ぎ」「懐かしくも新しい」。 これが、私の考える「環境デザイン」への信条であり、「長寿命の建築」への態度です。